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​永平寺町の神社一覧

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福井県吉田郡永平寺町浅見

白山神社

鳥居の社額は神明神社。大正13年に神明神社と稲荷神社を白山神社へ合併。もとは上志比村。

古くから農業が盛んな地域で天明7年(1787年)の記録には35軒の家の内20軒が高持百姓(土地を持っている百姓の事で比較的裕福な農家と言える。)その広さも大きい。それ以外の家も馬屋や大工など安定した農村部だった。

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福井県吉田郡永平寺町荒谷

白山神社

明治13年に市野々村から分離独立。江戸期は市野々村の枝村だったが他の枝村と異なって長百姓、庄屋などの村役人などが記されていて一村として扱われている。

永平寺のある志比村の隣に位置し荒谷地区を超えると住宅はかなり少なくなります。白山神社の比率がかなり高い地域です。

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福井県吉田郡永平寺町飯島

白山神社

古くから弁財天を祀り明治に入り白山神社と尊称。

福井では珍しい六字天が祀られている。六字天は六字明王と呼ばれ明王なのに菩薩の顔を持った優しそうな明王。片足で立っているのが特徴で木像ならほぼ有形文化財レベル!なぜなら片足で立っているとバランスが悪く倒れて破損しやすいとか…。ちなみにここ飯島地区の六字天は石像なので文化財ではないですが一度、拝見したいです!

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福井県吉田郡永平寺町石上

八幡神社

祭神に応神天皇。そして、境内社に岩長姫神社があります。

個人的にイワナガヒメがでてくる日本神話が大好きで、ニニギはこのイワナガヒメを送り返してしまう事で永遠の命を失いその子孫は現人神、つまり初代天皇の神武天皇になるという現在にまで続く話の流れが凄いなーと思います。また、イワナガヒメが祀られている地域には何かしらのお話が伝わります。興味深い!

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福井県吉田郡永平寺町市荒川

鹿島神社

御祭神はタケミカヅチ。
元は荒川村と市村とは分かれていた。荒川村は本願寺派は興行寺の門前村として栄えたが一向一揆が越前国から追い出された時に加賀に追われて荒川村は衰退。朝倉氏との戦いと推測。市村は大野方面へ向かう交通の要所として市場的な立ち位置だったと伝わる。

神社の前には本願寺派善教寺があり神仏習合の色が濃い。元は天台宗と伝わる。

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福井県吉田郡永平寺町市右エ門島

多伎都姫神社

芦見谷の宮越市右エ門の弟分が山中に分家したのが始まり。その後、山中から川沿いへと移り住み市右エ門島と呼ばれる。

元は上志比村。山々に囲まれた農村で日本ぽい風景です。鳥居は笏谷石かな少し青っぽい。近くには弁財天白龍王大権現があり同じ宗像三女神のイチキシマヒメを祀っている。その間の石上地区ではイワナガヒメを祀っていていろんな女神に会える地域です。

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福井県吉田郡永平寺町市野々18

白山神社

泰澄大師が白山に登られる際に立ち寄られ彫られた延命地蔵尊がある。

山川菊松の知行地。山川家は結城秀康の下野国時代からの家臣。吉田郡辺りの1万石以上を治めた。市野々村は永平寺川上流域の総称でのちに荒谷地区が大きくなったため市野々荒谷村と記される。

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福井県吉田郡永平寺町市野々12

岩那美神社

この神の本殿を建てれば必ず雷火の為、焼失するゆえ本殿は建立しない。ただ三尺余りの堅磐石三個を併立した『磐境』(いわさか)をもって神標(かみしるし)とする。

永平寺町から丸岡町にかけて伝わるイワナガヒメの話は本当に不思議なものが多い。古来、御神体は閉まった扉の中にあり中々見る事が出来ないのが神社であり、あえて御神体を外に出すのは初めて聞きます。ホント、福井のイワナガヒメは不思議な神様です。

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福井県吉田郡永平寺町岩野

神明神社