福井県南条郡南越前町甲楽城

御祭神は御醍醐天皇とあるが後醍醐天皇と間違えているような。どちらにしても御祭神としては珍しい。

この地域は南北朝時代にその地名がよく出てくる。まずは敦賀•金ヶ崎城に籠る南朝方•新田義貞を討つべく北朝方•斯波高経が5000を引き連れこの地に布陣している。そしてなんといっても後醍醐天皇の息子•恒良親王が金ヶ崎から気比一族によって脱出させられこの甲楽城地区の洞窟に隠れた。その洞窟があると言われる丘の上にこの神社は鎮座する。それらを考えても御祭神は後醍醐天皇だと推測。